~総勢 マイスター12名 伝道師142名~庄内浜文化伝道師マイスター5名
第3期庄内浜文化伝道師 60名 を新たに認定
山形県には約130種類もの魚介類が水揚げされており、季節ごとに様々な旬の地魚を楽しむことができます。
しかし水産物の流通や販売方法の変化、消費者の食生活の変化などから、県民が地魚に触れる機会が減少し、庄内地区でも地魚の種類、旬、さばき方、何より「おいしさ」を知らない人が増えてきました。
このような「魚離れ」を防ぐため、地魚の美味しさや食文化を伝えられる方を、「庄内浜文化伝道師」として県が認定し、地魚の消費拡大につなげていきたいと考えています。8月27日に認定証授与式が行なわれ、庄内浜の魚に関する筆記試験と、調理試験に合格した60名の方々が認定されました。
飲食店、卸売・小売業、そして主婦の方など様々な方がいます。
今後は料理教室の講師や、料理法や販売等についてのアイディア提供などで活躍していただく予定です。
また、伝道師の調理技術をさらに高めていこうと伝道師マイスター5名が認定されました。
マイスターは、庄内浜の魚食文化に関する豊富な知識や高度な調理技術を活かし、地魚料理教室の講師となっていただくほか、伝道師の指導役もお願いしています。
今後とも、この庄内浜文化伝道師マイスター12名、また庄内浜文化伝道師142名の方々に御協力いただきながら、地魚の種類、旬、さばき方、おいしい料理法等を広め、魚食普及に務めていきたいと考えております。

平成21年8月27日の認定式授与式にて。
文化伝道師マイスター5名、文化伝道師47名(欠席13名)、来賓(県漁協常務理事)、庄内総合支庁長、水産課技監