去る5月31日、宮城県牡鹿郡女川町で行われた伝道師による炊出し支援活動の模様をご紹介します。
今回は支援を申し出て下さった、温海町米子漁港の若い漁師さん7名を含む総勢15名での支援活動となりました。

宮城県牡鹿郡女川町は、宮城県の東に位置し、日本有数の漁港「女川漁港」で知られる町です。町域が南三陸国定公園地域に指定され、北上山地と太平洋が交わる風光明媚なリアス式海岸でも知られるところで、町の魚は「鰹」。
そして牡蠣やホタテ、銀鮭などの養殖業や秋刀魚などの沿岸漁業も盛んで水揚げ量は全国でも有数の港町です。

女川町での避難所は15箇所、避難者1,512名にのぼります。今回の炊出しは、太平洋を眼下に緑に囲まれた旅館「海泉閣」(避難者148名)にお邪魔しました。

今回使われる食材は鯛25kg、紅えび6kg、うまずら160尾と付け合せの野菜が用意されました。

女川町のみなさまお邪魔致しました。
庄内浜の味覚、お楽しみ頂けましたでしょうか!
被災地及び、被災されたみなさまが一日も早く復興を果たせますよう、これからも支援活動に励んでまいります。

庄内浜文化伝道師一同

※この活動は日本財団ROADプロジェクト
  「東北地方太平洋沖地震 災害にかかる支援活動助成」を受けて行っています。