1957年生まれ。山形県新庄市出身。
高校卒業後、東京の料亭「きくみ」、滋賀県の「招福楼」を経て、36歳で料亭「きくみ」の料理長に就任。2004年、独立して東京都渋谷区神宮前に「赤寶亭」を開店する。
地元山形県の食材も扱いながら提供される日本料理は、ミシュランガイド2つ星の大変高い評価を受けており、日本人はもとより、最近では欧米やアジアからの観光客も多く訪れている。
2015年からやまがた特命観光・つや姫大使も務める。

■□■□ メッセージ □■□■
関西系の店で修行した影響から、食材も瀬戸内、山陰、九州産を中心に扱ってきましたが、山形県出身なので、庄内の食材に興味はありました。
最近、縁があって庄内に足を運び、当地の魚に接する機会が増え、身の質、味ともに良いと感じました。北の魚のせいか、味わいが深く、店で提供することも増えています。今後は、漁業者との交流も深めながら庄内産地魚の質の高さや美味しさを広めていきたいと思っています。