三瀬コミュニティーセンターにおいて、伝道師レベルアップ講座が開催されました。
講師は、庄内浜文化伝道師協会会長の石塚亮さんでした。
今回の食材は「アンコウ」と「ヤリイカ」ということで、29名の伝道師の参加がありました。まずは石塚会長がアンコウをさばきます。
アンコウは吊るして捌くイメージがありますが、実際はまな板を使ってさばくことが多いそうです。
「アンコウのとも和え」のつくり方も教えていただきました。
参加者は分担して、「とも和え」「ヤリイカの刺身」を調理しました。
石塚会長の旅館坂本屋では、タラが終わるとアンコウの料理を提供しているそうですが、「どんがら汁」が味噌味になりますので、同じ味噌味ではおもしろくないと「アンコウ汁」はしょう油味で作るそうです。
伝道師のみなさんもしょう油味の「アンコウ汁」は初めてだと言ってました。
他には「カニ飯」や「漬け物」なども添えられて、豪華な会食となりました。
会食しながら、自己紹介・今日の料理の感想を話した後に、日頃思っていることや、疑問など自由に魚に関することを話し合いました。
漁師さんや、漁協女性部、小売店、魚屋、料理人、消費者など、伝道師は様々な職種の方が認定を受けています。今回は、お互いの立場から様々な意見が飛び交い、活発な議論ができ大変有意義な講座となりました
改めて、お互い情報交換しながら、協会の目的である庄内浜の魚の消費拡大・魚食普及を図っていくことを確認しあいました。